制振 制震 リフォーム 改修 ガーディアン・フォース/レッド


01

公的第三者による性能評価

ガーディアン・フォースは、木造建築用制振壁として(一財)日本建築防災協会の住宅等防災技術評価を取得しています。
この制振性能は、(一財)日本建築防災協会のホームページで公開されている技術概要の中で最高の評価を取得しています。
  ※2018年3月 当社調べ(等価壁基準耐力kN/mで比較)
日本建築防災協会の技術評価


02

最先端科学の粘弾性体で揺れを吸収

揺れの強さに応じて高まる吸収力
プレートと粘弾性体が一体となった制振ダンパーは、地震エネルギーを熱に変えて吸収します。地震の揺れが強ければ強いほど、その揺れをしっかり吸収するので、建物の損傷がとても少なく済みます。
また制振の効果を最大限に発揮させるために、耐力・剛性・ねばり(変形性能)の3つの性能を最適なバランスで実現しています。
制振ダンパー
ガーディアン・フォースの地震エネルギー吸収メカニズム
制振ダンパーに使用されている粘弾性体とは
ガーディアン・フォースで使用されている粘弾性体には、「スチレン-イソブチレン系エラストマー」を採用。この粘弾性体はエネルギーの吸収性と剛性のバランスを考慮した材料で、熱安定性・耐候性・減衰性にも優れています。また歪み軟化性を持ち、大きな変形が起きた時に過大な力が発生しません。
経年変化は老化促進試験の結果から、100年後でも約5%硬化する程度でほとんど変わりません。
制振ダンパー


03

「壁だけを取換」で省コスト工事

一般的な耐震補強工事の場合、床と天井を壊しての大掛かりな工事や引っ越しなどが必要となり、住まいの地震対策はご家族にとって大きな負担となりがちです。この負担を可能な限り軽減しつつ、確かな制振を実現するため「ガーディアン・フォース」は誕生しました。
「ガーディアン・フォース/レッド2」の改修方法は壁を取り換えるのみ。床や天井を壊さずに工事ができるので、住みながら安全・安心の住まいが実現します。

※状況によっては引越しが必要となる場合もあります。
床・天井を壊さずそのままで取り付けられます! 一般的な耐震改修との工事比較

一般的な耐震改修との工事比較



04

耐震等級3を超える安全性を実大振動実験で実証

実験概要
実際の建物をモデルとした実大建築物を使い、大地震が起きた場合を想定した振動実験を行ないました。
実験建築物モデル(イメージ図) 試験体(正面)
2階建て木造軸組工法の建築物、2階部分は想定の重量と同じ「おもり」を載せて調整します。
建物の大きさ幅3.33m×奥2m×高3m
想定した床面積1階:15.56㎡
2階:15.56㎡

(合計 31.3㎡ 軽い屋根)
建物重量28.5kN(軽い屋根)
地震波(加振順) ①震度5強 告示波50%
②震度6弱 告示波100%
③震度5強 告示波50%
④震度6強 告示波150%
⑤震度5強 告示波50%
⑥震度6強 阪神・淡路大震災(神戸波)
実験映像

地震波「④震度6強(告示波150%)」と「⑥震度6強(阪神・淡路大震災(神戸波))」を抜粋した映像です。

等級1vs等級3vs制振住宅ガーディアン・フォース/レッド

等級1vs等級3vsガーディアン・フォース/レッド


耐震等級1の耐震住宅、耐震等級3の耐震住宅、耐震等級1の制振住宅(基準モデル+ガーディアン・フォース/レッド)の3体の試験体に振動を加えて比較した映像です。
「④震度6強(告示波150%)」→「⑥震度6強(阪神・淡路大震災(神戸波))」の振動を加えます。​​


建物揺れ幅
実験結果

耐震等級3の耐震住宅と比べて耐震等級1の制振住宅の揺れは75%減

耐震等級1の耐震住宅との比較
「④震度6強(告示波150%)」と「⑥震度6強(阪神・淡路大震災(神戸波))」の地震で、耐震等級1の耐震住宅に対して耐震等級1+ガーディアン・フォース/レッドの最大揺れ幅は『約80%』低減しました。

耐震等級3の耐震住宅との比較
「⑥震度6強 阪神・淡路大震災(神戸波)」の地震で、耐震等級3の住宅に対して耐震等級1+ガーディアン・フォース/レッドの最大揺れ幅は『約75%』低減しました。

「①震度5強(告示波50%)」と大地震後の余震を想定した「③震度5強(告示波50%)」と「⑤震度5強(告示波50%)」に注目すると、同じ地震の強さにも関わらず、耐震住宅は次第に最大揺れ幅が大きくなっていますが、耐震等級1+ガーディアン・フォース/レッドは大地震後の余震でも概ね最大揺れ幅が一定で、住宅の損傷を防いでいることがわかります。

3体比較
※ 2016年度実施 実大振動実験結果による。試験機関:国立研究開発法人防災科学技術研究所
注意:実大振動実験の結果によるものであり、建物形状、配置プラン、地震波によって異なります。


05

ガーディアン・フォース/レッドの配置計画

ガーディアン・フォース/レッドの配置イメージ ガーディアン・フォース/レッドの配置イメージ
ガーディアン・フォース/レッドの配置数が決定したら、建物の中央部に集めたり、側端部に対(つい)にしたりするなど、制振壁同士のつり合いが良くなるようバランスよく配置計画を行います。配置バランスの確認は、設計値を用いて四分割法または偏心率の計算により行います。


ガーディアン・フォース/オレンジ 商品一覧
商品名商品コード柱芯距離等価壁基準耐力
ガーディアン・フォース/RED2/910GFR21910mm7.2[kN/m]
ガーディアン・フォース/RED2/910(柱脚選択)GFR21C
ガーディアン・フォース/RED2/1000GFR241000mm
ガーディアン・フォース/RED2/1000(柱脚選択)GFR24C
ガーディアン・フォース/RED3/910GFR31910mm8.8[kN/m]
ガーディアン・フォース/RED3/910(柱脚選択)GFR31C
ガーディアン・フォース/RED3/1000GFR341000mm
ガーディアン・フォース/RED3/1000(柱脚選択)GFR34C


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